リモートサーバ管理ツール(RSAT)とは
リモートサーバ管理ツール(RSAT:Remote Server Administration Tools)とは、その名の通りリモートサーバをクライアントから管理できるツールです。
たとえば、リモートでADが動作しており、ユーザーのアカウントロック解除を行いたい場合、ADにリモートデスクトップでログインして作業するのは危険ですよね。そういうときにRSATを使ってリモートから管理すれば(多少は)危険を減らせますし、複数サーバを管理できるようになったりします。
Windows10 1809からのRSATのインストール
もともと、Windows10 1803でRSATを入れていても、1809にアップグレードした際に消えてしまいます。1803までのインストール方法はMicrosoftのWebからインストーラーをダウンロードして導入する形式でしたが、1809からはオプション機能の追加で行うように変更されました。
今回はその手順をご紹介します。
スタートから歯車みたいなアイコンをクリックします。
アプリをクリックします。
アプリと機能をクリックしたあと、オプション機能の管理をクリックします。
機能の追加をクリックします。
RSATで始まるツールがいっぱいありますね。必要なものだけインストールできます。
今回はDHCPサーバツールをインストールしようと思います。
「RSAT:DHCPサーバツール」をクリックして「インストール」
DHCPサーバツールが表示されなくなりました。(不親切なUIですね)
左上の矢印を押して戻ります。
この画面でインストールの進捗が確認できます。これはインストール中です。
終わりました。ちなみにアンインストールしたい場合はここで「アンインストール」をクリックです。
ツールの起動はこれまでと同様にスタートメニューです。
スタート→Windows 管理ツール→DHCPをクリック。
見慣れた画面が表示されました。
以上です